研究会の足跡
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第2回臨床脳電位研究会
第2回 臨床脳電位研究会を振り返って
第2回大会長 小杉幸夫
(東京工業大学教授 総合理工学研究科)

第2回研究会は事務局ならびに参加者各位のご協力のもと、平成22年9月18日(土)に東京工業大学大岡山キャンパス西9 号館ディジタル多目的ホールで開催され、予定通りプログラムを終了することができました。今回は、基調講演として、自治医科大学脳神経外科教授 渡辺英寿先生に、 「光トポグラフィーによる非侵襲的脳機能計測の臨床応用」と題してご講演をいただき、一般講演では、脳電位の計測を臨床現場で使用した先端的な研究成果が7題報告され、フロアの約50人の参加者からも活発な質疑が行われました。講演終了後は、東工大学内の食堂で、懇親のひとときを過ごすことができ、新たな共同研究に向けた研究者交流も活発に行われました。各セッションの司会を担当された先生方、会場の設営やプログラム運営、懇親会の準備を担当された、くどうちあき脳神経外科クリニックおよび㈱脳機能研究所のスタッフの皆様に厚く御礼いたします。
今回は特に、東京工業大学大学院社会理工学研究科に設置された3T のfMR の見学会を設け、同研究科の肥田野教授による装置の説明を実施いたしました。見学希望者が想定以上に多く、かなりの方の見学が時間内に実施できなかったことは企画をした大会長として、心残りではあります。
脳電位計測を臨床現場で有効にとりいれていくためには、広い角度からの臨床知見の積み重ねと同時に、光トポグラフィーやfMR 等、異なった計測モードとの同時計測により、脳電位と疾病との関係を科学していく地道な努力も今後必要かと思います。今後とも、本研究会が、臨床の場で脳電位を解釈する臨床研究者と脳の計測機器開発に携わる研究者とが協力して、新たな知見を生み出しつつ、その結果を現場の医療に有効に利用していく場として、今後も発展していくことを切に願う次第です。
