医学部門 代表世話人 長谷川和夫
工学部門 代表世話人 武者利光
お知らせ
2011年10月4日
第4回研究会について
次回: 2012年9月29日(土曜日)
大会長 岡本良夫 教授 (千葉工業大学)
詳細はまた 後日HPにアップします。
2011年9月10日
第三回脳電位研究会 プログラムとご案内
2011年8月22日
代表世話人長谷川和夫が読売新聞の論点に寄稿致しました。
2011年7月19日
第3回 臨床脳電位研究会学術大会
開催のお知らせ。
・入会方法はこちらをご覧ください。
・会則についてはこちらをご覧ください。
2010年7月13日
臨床脳電位研究会ホームページを開設しました。
研究会の目的
- 脳電位情報を利用し、Alzheimer型認知症・脳血管障害・うつ病などの早期診断・治療を目指す。
- リハビリテーションや代替医療を含めたトータルケア簡易な客観的評価法の開発を目指す。
- 蓄積された臨床データと新技術の成果を、広く社会に普及する枠組みの構築を目指す。
入会方法
入会のご案内は入会方法ページよりお願いいたします。
活動項目
- 第3回 研究会
・第3回臨床脳電位研究会を振り返って - 第2回 研究会
・第2回臨床脳電位研究会を振り返って - 第1回 研究会
・第1回臨床脳電位研究会を振り返って
お問い合わせ
研究会へのお問合せは、お問合せフォームからお願いいたします。
活動項目
- ■ 脳電位に関わる臨床知見の蓄積、データの標準化の推進。
- ■ 脳電位による診断の保険収載に向けた活動。
- ■ 各種機器の開発。(医療分野、非医療分野)
- ■ 産学官医及び地域社会へ脳電位技術の普及。
研究会の目指すもの ~ 熱きメッセージ ~
脳波ルネッサンス ~脳機能の新しい評価法NATがもたらす福音~
長谷川和夫
私たちは、美しいものを見て、鳥のさえずりを聞き、いい香りに癒され、美味しいものに舌鼓をうち、そして目の前のものに触って生きている実感を感じとります。私たち人間の体には素晴らしい五感が備わっています。
昨今では、脳をより元気に、また健康に保つために脳のトレーニンが盛んに行われております。不幸にして脳のご病気をされた方々は、その機能を回復させるために、苦しさに打ち勝って毎日リハビリテーションに励んでいらっしゃいます。しかし、その効果は、それぞれの方の主観的な感覚に頼っており、客観的な評価法はそう多くありません。たとえば、毎日リハビリをされている方が一生懸命頑張られても、なかなか目に見える効果が出ずイライラされることが多いことと思います。しかしその効果の流れを目に見える客観的な状態でお見せできれば、益々やる気が出るのではないでしょうか?
目に見える客観的な脳機能の評価方法はないか? その答はテクノロジーの発展と共に今や実現しました。東工大グループが、10年ほど前から脳波データをコンピュータ分析することにより、脳の表層機能を2次元的に評価する技術を開発されました。そして現在では、α波からδ波までの各バンドで、それぞれ3次元的に脳表機能が表現されるまでに至っています。この技術は、Neuronal Activity Topography (NAT)と呼ばれ、実際、臨床でもすでに診断、治療効果の判定に用いられ始めています。例えば、認知症の早期発見や、認知症とうつ病との間のスペクトラム上での判別、脳梗塞や正常圧水頭症における治療前後の脳機能の評価、またデイケアでのアートセラピーの効果の評価等々、すでに臨床脳電位研究会などでもそのデータが発表されております。
私は、常々、見えないものを見えるように聞こえるようにする、感覚に触れうるものにすることがScienceであると考えております。 脳波は私たちの大先輩の時代に創られ、脳機能評価では一世を風靡致しました。しかし最近ではMRIを中心とした画像診断にとって代わられ、一部の疾患の診断・治療効果の判定に限局されていた感がございます。しかし、現在再度、斬新なテクノロジ―に裏打ちされた脳波が大きく躍動する時代が訪れています。まさにこれは脳波におけるルネッサンスではないでしょうか! この脳波を用いた新しい手法を、認知症の評価だけでなく、あらゆる神経の疾患の診断・治療評価に広めていくことが、現代を生きる私どもの新たな使命ではないかと、私は今、強く思います。
